花粉症がつらい!症状別の対処法6つと症状を抑えるための対策を紹介
2023.03.24花粉症のこと「鼻水がとまらない」「鼻づまりで息が苦しい」など花粉症でつらいとき、少しでも楽になる対処法を試してみたいと思う方もいるのではないでしょうか。今回は、花粉症の症状がつらいときに役立つ、さまざまな対策をご紹介します。目のかゆみなど症状のつらさを緩和するために自分でできる対処法も解説しますので、花粉症対策にお役立てください。
目次
高性能マスク「AIR M1」は「微粒子を99%カット」とブロック性能が高いのが特徴です。
日本唯一の繊維学部を持つ信州大学と共同開発した、ナノテク繊維素材「NafiaS®(ナフィアス)」をフィルターに使用。フィルターの重さは従来の1/100以下、厚みは1/200以下を実現しました。つけ心地が軽く、睡眠時間にマスクを着用してもストレスを感じにくいでしょう。極細繊維を使ったフィルターは呼吸がしやすいといったメリットもあります。実際に使用した方の中で9割以上が、従来のマスクとの違いを実感しています。ぜひ「AIR M1」をお試しください。
つらい症状に悩まされる花粉症の時期
花粉の時期になるとさまざまな症状が出て、つらいと感じる方も多いのではないでしょうか。
リンナイ株式会社が実施した「花粉」に関する意識調査によると、全国20~60代の男女計1,000名のうち、春に多い身体の不調の1位が「花粉症」でした。つらいと感じる症状について、「鼻づまり」「鼻水」「目のかゆみ」が上位に並んでおり、それぞれ全体の約70%以上を占めています。
(参考:リンナイ株式会社『「花粉」に関する意識調査 2022年は「メタ花粉」が到来!? 天日干しは控えて! 花粉に悩んでも4割がやめられない天日干し』)
このようなつらい症状は、なぜ起きるのでしょうか。鼻や目の症状と原因についてご紹介します。
鼻水、鼻づまり、くしゃみ
鼻水や鼻づまりの症状がつらく、仕事や勉強に集中できないと感じている人は多いようです。
鼻水やくしゃみは、鼻から入ってきた花粉を除去するために起こる身体の反応です。一方、鼻詰まりは花粉によるアレルギー反応で、鼻の粘膜が腫れているような状態です。花粉が体内に入ると、まずくしゃみや鼻水のアレルギー症状があらわれ、花粉が繰り返し吸いこまれると鼻づまりの症状があらわれるという流れが一般的でしょう。
鼻の症状は集中力を落とすだけでなく、「なかなか眠れない」など睡眠にも影響を与えます。また、鼻の症状と関連して頭痛が発生する場合もあり、鼻の症状による影響が全身に広がっていく場合もあります。
(参考:厚生労働省『的確な花粉症の治療のために(第2版)』)
目のかゆみ、充血
目のかゆみや充血、ゴロゴロしたような異物感も、花粉症でつらいと感じやすい症状です。
かゆみなどの目の症状は、花粉が目の表面に付着することが主な原因です。ほかに、鼻から体内に入った花粉によるアレルギー反応が全身に連鎖し、目の症状があらわれる場合も。このように、さまざまな経路から体内に入ってきた花粉に反応し、神経や血管が刺激されることで、目のかゆみや充血などの症状があらわれます。
かゆみがつらくてこすってしまうと、症状がさらに進行してしまうケースも考えられます。花粉症で目の症状がつらいときは、適切な対処法で抑えることが重要です。
(参考:公益財団法人日本眼科医会『花粉症と目』)
【関連記事】花粉症の原因とは?目や鼻に症状を起こすメカニズムや発症しやすい人の特徴
【関連記事】花粉症による肌荒れ。原因や症状、予防対策について詳しく解説!
花粉症で鼻の症状がつらいときの対処法
ここからは、鼻水や鼻づまりなど、花粉症の鼻の症状がつらいときの対策について見ていきましょう。予防的対策や、自分でできる対処法もご紹介しているので参考にしてください。
【対処法1】マスクを着けて花粉の吸い込みを減らす
マスクをつけることで、吸い込む花粉の量をおよそ1/3~1/6に減らすことができると言われています。日中だけでなく睡眠時などにもマスクを着用することで、症状の緩和が期待できます。
マスクを選ぶ際には、フィルター性能と通気性を確認することがポイントです。花粉をしっかりブロックできる性能を持ち合わせているか確認するとよいでしょう。また、マスク着用で息苦しさを感じることがないよう、通気性のよいものを選ぶことも大切です。
日本唯一の繊維学部を持つ信州大学と共同開発した極細繊維をフィルターに使用した「AIR M1(エアーエムワン)」は、「花粉捕集効率99%」とブロック性能が抜群でありながら、通気性に優れている高機能マスクです。
ナノテク繊維素材「NafiaS®(ナフィアス)」の採用により、息のしやすさが従来比最大3倍という調査結果が出ています。さらに、フィルターの厚みは1/200以下と、驚異的な薄さです。蒸れにくく、軽いつけ心地の高機能マスクは、長時間つけていてもストレスを感じにくいでしょう。
実際に「AIR M1」を使用した92%の方から「これまでのマスクとの違いがわかる」という感想が届いています。花粉症対策に是非お試しください。
【対処法2】うがいをして体内の花粉を取り除く
鼻の症状を抑えるための対策として、うがいも有効な対処法の一つです。うがいをすることで、鼻から喉に流れた花粉を体外に出すことができます。鼻や喉の症状がつらいときや、帰宅時に行うとよいでしょう。
【対処法3】蒸しタオルを鼻に当てる
鼻づまりの症状がつらいとき、蒸しタオルを鼻に当てると症状が緩和する場合があります。
濡らしたタオルを固く絞り、電子レンジで20~30秒ほど温めます。簡単に蒸しタオルを用意できる方法なので、試してみてはいかがでしょうか。温かい蒸気を鼻から吸入することがポイントなので、入浴なども効果があります。
(参考:公益財団法人横浜勤労者福祉協会汐田総合病院『花粉症 あなたにできること』)
【関連記事】花粉症の症状が夜にひどいのはなぜ?咳や鼻づまりで眠れないときの対策
花粉症で目の症状がつらいときの対処法
次に、目の症状がつらいときの対処法をご紹介します。
【対処法4】メガネで花粉の付着する量を減らす
環境省によると、普通のメガネをかけただけで、眼に侵入してくる花粉量は裸眼の時と比べて約40%減少するそうです。さらに、防御カバー付きの花粉症用メガネの場合は約65%まで減少する、としています。
メガネは、花粉症の目の症状を予防するための対策として大きな効果があるようです。目の症状がつらいと感じる方は、外出時などにメガネをかけることをおすすめします。
(参考:環境省『エコジン』)
【対処法5】目の疲労を回避する
目のかゆみや異物感などがつらいと感じるときは、症状を悪化させないために目の負担をなるべく軽減することが大切です。普段コンタクトレンズをつけている場合はメガネに変えるなどの対処をしましょう。長時間パソコンやスマホの画面を見続けることも目の負担になるため、意識的に休憩をとることも意識したいですね。
【対処法6】冷たいタオルでまぶたを冷やす
冷たいタオルをまぶたにのせることで、目のかゆみが落ち着き、楽になる場合があります。タオルを冷水で濡らしてしぼったものを当てるほか、冷たい水で目の周りを洗う方法でも冷やすことができるでしょう。
(参考:一般財団法人京浜保健衛生協会『02.花粉症対策』)
花粉症のつらい症状を軽減する治療薬について
花粉症がつらい場合は、早めに病院で診てもらいましょう。症状が進行する前に、治療で抑えることができます。病院の選び方については、鼻の症状がつらい場合は耳鼻咽喉科、目の症状がつらい場合は眼科を選ぶとよいでしょう。そのほかに内科、小児科、アレルギー科などでも治療が受けられます。
薬局で市販薬などを購入する場合は、薬剤師に相談しましょう。症状にあった適切な薬の選び方について、アドバイスしてもらえます。
【花粉対策のコツ】日常生活で意識したいポイント
ここからは、自宅ですごすときや外出時など花粉症シーズンに気をつけるポイントをご紹介します。
自宅ですごす際の花粉症対策
・換気は工夫する
換気する際は、窓を開ける幅を10cmほどにすることがポイントです。また、窓のレースカーテンは閉めた状態で換気することで、部屋に入る花粉の量を減らすことができます。
・部屋を加湿する
部屋の空気が乾燥することも、花粉症の症状を悪化させる原因になります。加湿器などで適度に加湿するほか、マスクに湿らせた布を挟む方法もよいでしょう。
外出時の花粉症対策
・花粉をチェックして行動する
花粉の時期は、事前に花粉情報をチェックしておくと対策を考えやすいでしょう。日本気象協会では、花粉シーズンにあわせて全国の花粉飛散情報を提供しています。スギ花粉のほか、ヒノキなどの地域別の花粉飛散量について、情報が得られるので参考にするとよいでしょう。
花粉が多く飛散しやすい条件として、次のようなものが挙げられます。
<花粉が多く飛散しやすい日の条件>
・最高気温が高い
・湿度が低い
・風が強い
・雨が降った翌日
花粉は雨が降ると地面に落ちますが、雨が上がると地面の花粉も巻き上げられます。これに加えて、曇りや晴れの日は樹上から飛散する花粉もあるため、通常より花粉の飛散量が多くなるのです。
このような日は外出を控えることが望ましいですが、仕事などでどうしても外出しなければならない場合も多いでしょう。外出時は、しっかり花粉対策をして出かけることをおすすめします。
(参考:一般財団法人京浜保健衛生協会『02.花粉症対策』)
(参考:環境省『エコジン』)
・花粉が付着しにくい服装をする
外出する際、マスクやメガネの対策とあわせて服装もポイントです。表面がツルツルとした素材の服を選ぶと、花粉が付着しにくいでしょう。特に上着は、ポリエステルなど表面が滑らかなものがおすすめです。帰宅時は、玄関に入る前に服に付いた花粉を払い落としましょう。
バランスのよい食生活も大切
甜茶やヨーグルトなど特定の食品に、花粉症の症状を緩和する効果があるといった情報を聞いたことのある方もいるかもしれません。厚生労働省の花粉症Q&A集によると、アレルギー反応を抑える成分など、理論上は効果があるとされている食品もありますが、実際の花粉症患者に対する効果は不明としています。
花粉症でつらいときは、食事の栄養バランスを意識して、普段よりも健康面に気を使いましょう。花粉症でつらい思いをしている上に、暴飲暴食などで身体の調子を崩さないようにすることが大切です。
(参考:環境省『エコジン』)
(参考:厚生労働省『花粉症Q&A集(平成22年)』)
花粉症のつらい症状を抑えるには、自分にあった対策を見つけよう
「鼻づまりのせいで仕事や勉強に集中できない」「目のかゆみが我慢できない」など、日常生活にさまざまな支障がでやすい花粉症。病院や薬で治療するほかにも、症状のつらさを緩和するために自分でできる対策があります。少しでも楽にすごせるよう、それぞれ花粉症の改善に役立ちそうな対策を取り入れてみてはいかがでしょうか。
【関連記事】花粉症のつらい症状を抑える対策・グッズを紹介。食事に関する疑問も解説