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カモガヤ(イネ科)花粉症の時期・症状。辛い症状を抑える対策も紹介

2023.11.10
カモガヤ(イネ科)花粉症の時期・症状。辛い症状を抑える対策も紹介

カモガヤはイネ科植物の一つです。主に5月から8月にかけて、全国の広い地域で花粉が飛散します。スギやヒノキ花粉の時期が終わっても、くしゃみや鼻水などの症状が出る場合はカモガヤ花粉症かもしれません。今回は、カモガヤ花粉症の特徴や花粉の飛散時期と合わせて、症状を抑えるための対策や、花粉症でもアウトドアレジャーを楽しむ方法について解説します。

目次

AIR M1

高性能マスク「AIR M1」「微粒子を99%カット」とブロック性能が高いのが特徴です。
日本唯一の繊維学部を持つ信州大学と共同開発した、ナノテク繊維素材「NafiaS®(ナフィアス)」をフィルターに使用。フィルターの重さは従来の1/100以下、厚みは1/200以下を実現しました。つけ心地が軽く、睡眠時間にマスクを着用してもストレスを感じにくいでしょう。極細繊維を使ったフィルターは呼吸がしやすいといったメリットもあります。実際に使用した方の中で9割以上が、従来のマスクとの違いを実感しています。ぜひ「AIR M1」をお試しください。

カモガヤ(イネ科)花粉症の特徴

まずはカモガヤ花粉症の特徴について解説します。

カモガヤはイネ科植物の一つ

カモガヤ花粉症とは、多年草であるカモガヤの花粉にアレルギー反応を起こすことで発症する花粉症です。イネ科の植物のため、「イネ科花粉症」の一つとして知られています

カモガヤはスギ花粉やヒノキ花粉が落ち着くころに開花するため、花粉症の症状が出るのも4月下旬〜7月頃です。「スギ花粉症が長引いていると思っていたら、カモガヤの花粉症だった」「夏風邪ではなく、カモガヤが原因のアレルギー性鼻炎だった」ということも考えられます。

また、カモガヤ花粉症の人は、ほかのイネ科植物の花粉でもアレルギー症状が出る場合があります。その場合は、花の開花時期がずれていることで、症状が長引くケースもあるため、注意が必要です。

(参考:国土交通省北海道開発局 十勝の川の生き物たち 十勝の川生物図鑑『カモガヤ』

カモガヤが生息しているのはどこ?

「カモガヤ(鴨茅)」はイネ科カモガヤ属の雑草で、明治初期に牧草として輸入された「オーチャードグラス(Orchard Grass)」の和名です。北海道から九州まで広い範囲に分布しています。沖縄を除く全国の牧草地・放牧地で栽培されているほか、野生化したものが河川敷や公園、住宅の庭や空き地、道路脇など身近な場所で見られます。

カモガヤ花粉症の症状

カモガヤ(イネ科)の花粉症症状は、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみ・充血・喉のかゆみなどです。花粉が皮膚に触れると、皮膚症状が出る場合もあります。例えば、顔がかゆくなる・肌が乾燥するなどといった症状が出る人もいるでしょう。

(参考:厚生労働省『花粉症環境保健マニュアル2022』)

カモガヤ花粉症の人は食べ物にも注意が必要

カモガヤを含むイネ科花粉症の人は、一部の果物や野菜について、食べた時に喉の痛み・かゆみ、口の周りや口の中が腫れるなどの症状が出ることもあります。口の周りに限定した症状のため「口腔アレルギー症候群(Oral Allergy Syndrome:OAS)」と呼ばれます。

口腔アレルギー症候群は、口の粘膜に抗原(アレルギーの原因物質、アレルゲン)が触れることで、口に過剰な反応が起こるものです。花粉症を起こす抗原と、果物や野菜に含まれている抗原の構造がよく似ているのが原因です。

(参考:独立行政法人環境再生保全機構『ぜん息予防のためのよくわかる食物アレルギー対応ガイドブック2014』)

イネ科花粉症の人は、メロン・スイカなどウリ科の食物と、トマト・じゃがいも・オレンジ・キウイフルーツ・ピーナッツなどに反応しやすいことが知られています。果物や野菜で口に違和感を覚える人は、耳鼻咽喉科やアレルギー科で検査を受けることをお勧めします。

(参考:日本小児アレルギー学会『食物アレルギー診療ガイドライン2021』)
【関連記事】花粉症の症状7つ。原因や流行時期、治療方法や花粉飛散時の対策を紹介

カモガヤ(イネ科)の飛散時期:5~8月

花粉が飛散する時期の目安

イネ科の植物は種類が多く、開花時期がぞれぞれ異なるため、花粉の飛散時期も春から秋までと長いのが特徴です。飛散の時期が長い関東地方では、5〜6月が1度目のピークで、8月後半〜10月前半に2度目のピークが訪れます。

カモガヤの開花は5月〜8月です。そのため花粉の飛散時期は、イネ科花粉の1度目ピークとほとんど同じだといえるでしょう。放牧地・牧草地では、種まきの時期をずらして年数回に分けて栽培していることがあるので、放牧地・牧草地から近い場所では開花時期のずれにも注意が必要です。

今日・明日の飛散量を知りたい人は、各自治体や気象予報などのサイトで花粉飛散情報をチェックすると、外出の参考になるでしょう。

(参考:気象庁『気象庁の花粉飛散予測への貢献』)

カモガヤ花粉症の症状を抑えるための対策

カモガヤ花粉症の症状が出ると、憂鬱な気持ちになってしまうものです。ここでは、少しでも症状を和らげるための対策についてご紹介します。

<対策1>カモガヤが生えている場所に近づかない

花粉症対策の大前提として、花粉を体に付着させない・吸い込まないことが最も重要です。雑草で丈が低いカモガヤの花粉は、数十メートルから数百メートル程度しか飛散しません。そのため、生えている場所に近づかないことで、花粉症の症状を軽減できます。

河川敷や耕作放棄地などでは難しいですが、自宅の庭先や学校の敷地内などでは、カモガヤの花が咲く前に草刈りを行うのもおすすめです。草刈りの際はマスク・帽子・手袋を着用するか、カモガヤ花粉症ではない人に作業を依頼すると安心でしょう。

<対策2>花粉を浴びない・触れない工夫をする

カモガヤ花粉を浴びない・触れない工夫を日常生活に取り入れるのもよいでしょう。

・マスク・保護メガネ・花粉が付きにくい素材の上着などを使う
・帰宅の際は花粉を落としてから家に入り、すぐ手洗い・洗顔・うがいをする
・洗濯物は部屋干しにする
・こまめに掃除して、カーテンも定期的に洗う
・鳥や小動物を飼っている家庭では、餌の取り扱いに注意する(※)

※「オーチャードグラス」の名前で、カモガヤの牧草や種が、餌に使用されていることがあります。餌やりはマスクなどで完全防御する、餌が散らからない容器を使う、ペレット状の餌にするなどで、アレルギーを防ぎましょう。ペットを飼い始めてからアレルギー症状が出るようになった場合は、餌が原因の可能性もありますので、医療機関へご相談ください。

アウトドアレジャーを楽しむための花粉症対策

カモガヤ花粉が飛散する時期は、ちょうどゴールデンウイークや夏休みなどと重なっています。連休中にキャンプや川遊びなどに出かけたい人も多いでしょう。

その際は、カモガヤなどアレルゲンとなる草花が生えている場所に近寄らないのが最善ですが、花粉症でもアウトドアレジャーを楽しむための対策をいくつかご紹介します。

・海沿いや湖畔など、なるべく花粉の少ないところに行く
・マスク、花粉症用のメガネ、花粉が付きにくい素材の上着を着用する
・休憩や食事などは風の通りそうな場所を避ける
・薬を事前に服用し、当日も忘れずに携帯する
・帰りに温泉施設に寄って、花粉を落としてから帰宅する

また、一日の中で花粉が多い時間には差があります。天候や季節にもよりますが、気温が上がる11時頃〜14時頃と、気温が下がる夕方〜夜にかけてが飛散のピークです。この時間帯は屋外で活動せず、テントや建物内で過ごすのもよいでしょう。

花粉数の時間変動

(参考:環境省『花粉症環境保健マニュアル2022』)

薬を服用する場合の注意点

花粉症の薬を、定期的に服用して症状を抑える方法もあります。ただし、花粉症の薬もさまざまで、花粉症の重症度によっても選び方が異なります。薬剤師または医療機関に相談した上で、自分の症状に合ったものを選べると良いでしょう。

カモガヤ花粉症の対策には高機能マスク「AIR M1」がおすすめ

AIR M1マスク

株式会社ナフィアスが、日本で唯一の繊維学部を持つ信州大学と共同開発した「AIR M1(エアーエムワン)」は、「花粉捕集効率99%」とブロック性能が高い、花粉症対策におすすめの高機能マスクです。

ナノテク繊維素材「NafiaS®(ナフィアス)」をフィルターに採用しており、息がしやすく、蒸れにくいという特徴があります。フィルターの重さは従来の1/100以下、厚みは1/200以下で、高機能でありながら軽いつけ心地を実現しました。

実際に使用した方の90%以上の方が、従来のマスクとの違いを実感しています。この機会にぜひ「AIR M1」をお試しください。

身近に生息しているカモガヤを理解して、花粉症対策をとろう

カモガヤは住宅地や河川敷など、身近な場所に生えています。花粉の飛散時期は5月~8月ですが、イネ科の植物は種類が多く飛散時期が長いので、カモガヤ花粉症の場合は他のイネ科植物にも気をつけた方がよいでしょう。カモガヤがある場所と飛散時期を把握するとともに、マスク着用など自分でできる花粉症対策を取り入れて、花粉症の時期を過ごせるとよいですね。

【関連記事】花粉症の種類や飛散時期まとめ。スギ・ヒノキ以外にどんな種類がある?

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