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黄砂による症状とは?人体への影響や症状の原因を解説

2023.07.05
黄砂による症状とは?_サムネイル

黄砂の飛来が原因となる症状には、どのような種類があるのでしょうか。よく耳にはするものの、「黄砂とは一体何なのか」「健康に直接的な被害はあるのか」と気になる方もいるでしょう。今回の記事では、黄砂の正体や発生する原因、人体への影響とあわせて、黄砂によって起こる症状やその症状が出る理由、症状を最小限に抑えるための対策をご紹介します。

目次

AIR M1

高性能マスク「AIR M1」「微粒子を99%カット」とブロック性能が高いのが特徴です。
日本唯一の繊維学部を持つ信州大学と共同開発した、ナノテク繊維素材「NafiaS®(ナフィアス)」をフィルターに使用。フィルターの重さは従来の1/100以下、厚みは1/200以下を実現しました。つけ心地が軽く、睡眠時間にマスクを着用してもストレスを感じにくいでしょう。極細繊維を使ったフィルターは呼吸がしやすいといったメリットもあります。実際に使用した方の中で9割以上が、従来のマスクとの違いを実感しています。ぜひ「AIR M1」をお試しください。

黄砂とは?人体への影響と飛散量の基準値

ニュース番組などで「本日は黄砂が飛散するでしょう」と、黄砂の飛来情報を聞いた経験がある方もいるのではないでしょうか。そもそも黄砂とは何なのでしょうか。また、黄砂は人体に影響を与えるのでしょうか。まずは、黄砂の物質について詳しく解説します。

黄砂とはどのようなもの?

黄砂とは、土や鉱物粒子が大気中に浮遊・降下する現象のことです。また、そのような土・鉱物粒子そのもののことを指す場合もあります。タクラマカン砂漠やゴビ砂漠などの砂漠地域、黄土高原などの乾燥・半乾燥地域で強風によって土や鉱物粒子が空高く吹き上げられ、風に乗って東アジアを中心に飛んでいきます。

自然現象として古くから発生していたものの、昨今では農業やインフラなど生活環境に重大な被害が及ぶようになりました。また、黄砂粒子が含まれた雲や雨が要因となり、地球全体の気候に影響を及ぼしているといいます。

さらに、日本に飛んで来るまでの過程で、黄砂に大気汚染物質やほこり、ダニなどが付着する可能性も示唆されていることから、健康被害も懸念されています。

黄砂の飛散量の基準値

環境省は、人の健康の保護や生活環境を保全するうえで維持されることが望ましい基準として、大気や水、土壌、騒音などに目標値を定めた「環境基準」を定めています。

黄砂を含む「浮遊粒子状物質(SPM)」の環境基準値は、「1時間あたりの1日平均値が0.10mg/m3以下であり、かつ、1時間値が0.20mg/m3以下であること」とされています。

なお「浮遊粒子物質」とは、大気中に浮遊する粒子状物質であって、その粒径が0.01mm以下のものを指します。日本に飛来する黄砂粒子の粒径は0.004mm程度をピークにもつため、黄砂は浮遊粒子物質に含まれます。

この基準値を上回る日は、「黄砂の飛来量が多い日」といえるため、黄砂による健康被害が懸念されるでしょう。ただし、黄砂の飛来量や濃度に関わらず、少量でも症状が出る人はいるため注意が必要です。

(参考:環境省『黄砂とその健康影響について』)
(参考:環境省『大気汚染に係る環境基準』)

黄砂が原因の体調不良。主な症状は?

黄砂の主な症状

黄砂を原因とする体調不良の症状は、大きく分けて3つあります。ただし、黄砂による直接的な健康への影響は解明されていない点も多く、現在も研究が進められています。今回は、厚生労働省の資料をもとに、現時点での関連性が認められた結果を紹介します。

アレルギー症状

黄砂が飛来している日には、目や鼻、皮膚などのアレルギー症状が出る人がいます。目のかゆみ、結膜炎、鼻水、くしゃみなどを引き起こすことがあるといいます。

また、一般的なアレルギー反応として、以下の症状も例にあげられます。

  • 鼻づまり
  • 頭痛
  • のどのいがいが感
  • 皮膚のかゆみ

上記のように体を守ろうとする反応が、「熱っぽい」「だるい」「眠い」などの症状につながることもあり、風邪の症状と間違えられる場合もあります。スギ花粉の飛散時期と重なるため、スギ花粉症の症状がひどい人の中には黄砂アレルギーが合併している可能性もあります。

また、黄砂の飛来があった日に皮膚症状が出る人は、金属アレルギーの傾向が高いといわれています。黄砂粒子に鉱物が含まれていることにより、反応が出る場合もあるでしょう。

現段階では、黄砂自体のアレルギー検査はできません。しかし、花粉症やホコリ、ダニのアレルギーなどの項目を検査すると、黄砂によるアレルギー反応であるかを推測できるといいます。気になる場合は病院で相談してみるのもよいでしょう。

呼吸器疾患の症状

黄砂は、咳や喘息といった呼吸器疾患の症状が出る場合もあります。実際に、黄砂の飛来と呼吸器疾患について、小児では受診数が増加、成人では救急搬送の増加との関連が報告されています。小児は黄砂飛来後の呼吸機能の低下が観察されており、小児や高齢者は特に影響があるといえるでしょう。

気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)との関連も認められているため、過去に診断されている人は、症状が悪化しないよう注意が必要です。また、喘息ではない人でも、黄砂の濃度が高いほど咳が出るという報告もされています。

循環器疾患の症状

黄砂の飛来と循環器疾患への関連も認められています。黄砂が飛来した際に、脳梗塞や心筋梗塞の発症数と入院数の増加が報告されています。また、植込み型除細動器を入れた方は、不整脈との関連があるといいます。

高齢者や糖尿病、慢性腎臓病などの既往歴がある方は、循環器疾患に影響するリスクが高くなると報告されているため、注意が必要です。ただし、心筋梗塞を発症する過程において、黄砂へのばく露がどのように関与するのかは現在も調査中だといいます。

(参考:環境省『黄砂とその健康影響について』)

黄砂によってさまざまな症状が出る理由

黄砂の依頼による症状は、黄砂を構成する性質そのものや、飛来する過程での化学変化、また、付着した化学物質などが影響していると考えられます。

ホコリやダニ、金属に反応している

目や鼻、皮膚、呼吸器などにアレルギー症状が出る人は、ホコリやダニといったアレルゲンに反応している可能性があります。

また、先述したように、黄砂を構成する物質には鉱物が含まれています。黄砂が飛来している際に、肌が「赤くなる」「かゆくなる」など肌症状が出る場合は、金属に反応している可能性も考えられます。

化学物質により炎症を起こしている

アレルギー症状や呼吸器・循環器の症状が出る人の中には、黄砂に含まれる化学物質に反応して炎症を起こすこともあります。黄砂は飛来する過程で、化学変化をしたり、化学物質が付着したりすることもあると言われています。

また、黄砂にPM2.5が付着するのも原因の一つです。PM2.5とは、0.0025mm(2.5マイクロメートル※)の微小粒子状の物質で、中には有害な化学物質が潜んでいる可能性も。過去に化学物質の汚染があった地区の例を見てみると、アレルギー疾患や心臓病、慢性気管支炎の症状を訴える人が多かったといいます。

また、実験によると、化学物質には人間の気道や肺の炎症反応を誘導したり、気道反応性を亢進させたりする性質をもつ物質もあると示唆されました。これによって、喘息やアレルギー性鼻炎を誘発・悪化させるなど呼吸器系の症状が見られる可能性があるでしょう。ほかにも、動脈硬化など循環器系や発がんに関与するなど、人体に悪影響を及ぼす可能性があるとされています。

※1マイクロメートルは髪の毛の1000分の1の大きさ

(参考:環境省『PM2.5による健康影響』)
(参考:環境省『微小粒子状物質健康影響評価検討会報告書(抜粋)
【関連記事】黄砂とPM2.5の違いとは?飛来時期や健康への影響を防ぐ4つの対策

黄砂による影響を予防する3つの対策

黄砂による影響を予防したいとき、まずは、環境省の『黄砂飛来情報』や、気象庁の『黄砂情報』を利用して、黄砂飛来情報をチェックしてみるとよいでしょう。今回は、環境省の資料をもとに、3つの対策をご紹介します。

<対策1>換気は最小限にして、空気清浄機を使用する

外気を取り込む換気や窓の開閉は、必要最低限にとどめることが重要です。窓を開ける必要がある場合は、幅は狭く、時間は短くすることで、黄砂の吸入量を減らすことができるでしょう。

また、空気清浄機を使用することもおすすめです。なお、黄砂やPM2.5に対する除去効果は、空気清浄機のフィルターや性能によって異なるため、購入時には注意しましょう。定期的なフィルターの清掃や交換を行うことで、一定の効果が保てるでしょう。

<対策2>外出や屋外での運動には注意する

黄砂が飛来している場合は、マラソンなど呼吸器系への負担が長時間続くような、屋外での激しい運動は避けることが望ましいです。特に呼吸器や循環器に疾患がある方、小児、高齢者などは注意が必要なため、不要不急の外出は控えましょう。

<対策3>外出時にはマスクを着用する

外出時にはマスクを着用することで、吸入量を低減する効果が期待できます。ただし、マスクによって吸入を防げる性能は異なります。医療用や産業用のマスクは、微粒子の捕集効率が高いフィルターを使用しており、吸入量を大幅に減らせるでしょう。しかし、その反面息苦しいこともあります。顔のサイズに合ったもので、呼吸がしやすいものを選ぶのがおすすめです。

(参考:環境省『黄砂飛来情報』)
(参考:気象庁『黄砂情報』)
【関連記事】黄砂から身を守る対策7つ!おすすめグッズや愛車を守る方法も紹介

黄砂対策には高性能マスク「AIR M1」がおすすめ

AIR M1マスク画像

「AIR M1(エアーエムワン)」は日本唯一の繊維学部を持つ信州大学と共同開発した、ナノテク繊維素材「NafiaS®(ナフィアス)」をフィルターに使用しています。このフィルターは、黄砂の主たるサイズである0.004mmよりも小さい0.0001mmの微小粒子に対しても「捕集効率99%」を実現しています。

高いブロック性能をもちながら、フィルターの重さは従来の1/100以下、厚みは1/200以下と軽いつけ心地となっています。通気性がよく呼吸をしやすいため、黄砂対策にもおすすめのマスクです。

実際に使用した方の90%以上の方が、従来のマスクとの違いを実感しています。この機会にぜひ「AIR M1」をお試しください。

黄砂対策をしてつらい症状を最小限に抑えよう

黄砂が原因として起こりうる症状には、「アレルギー症状」や「呼吸器疾患の症状」「循環器疾患の症状」があります。黄砂とともに吸い込むホコリやダニ、金属、化学物質などが、症状を引き起こす要因となっている可能性があるでしょう。黄砂の吸入や接触を避けるために、在宅時は空気清浄機を活用したり、外出時はマスクをつけたりと、黄砂対策をしてつらい症状を最小限に抑えられるとよいですね。

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