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防災グッズで実際に役立ったものは?経験談から必需品を厳選して紹介

2023.04.21
サムネイル_防災グッズ実際に役立ったもの

防災グッズで実際に役立ったものには、何があるのでしょうか。「これがあって助かった」「こんなときに困った」などの体験談は、非常時の状況をイメージし、本当に必要な防災グッズを揃える手助けとなります。

今回は、東日本大震災など災害時の体験談をもとに、防災グッズで実際に役立ったものをご紹介します。避難の際に持ち出すための基本的な「準備品リスト」や備蓄のコツも解説しますので、防災グッズの用意や対策にお役立てください。

目次

AIR M1

高性能マスク「AIR M1」「微粒子を99%カット」とブロック性能が高いのが特徴です。
日本唯一の繊維学部を持つ信州大学と共同開発した、ナノテク繊維素材「NafiaS®(ナフィアス)」をフィルターに使用。フィルターの重さは従来の1/100以下、厚みは1/200以下を実現しました。つけ心地が軽く、睡眠時間にマスクを着用してもストレスを感じにくいでしょう。極細繊維を使ったフィルターは呼吸がしやすいといったメリットもあります。実際に使用した方の中で9割以上が、従来のマスクとの違いを実感しています。ぜひ「AIR M1」をお試しください。

防災対策はしている?最低でも3日分の備蓄を

防災対策について考えるとき、最低でも3日間は自力で生活できるように、必要なものを備蓄しておくことが大切だと言われています。これは、災害時に最初の支援物資が届く目安が4日~7日後であるためです。

2011年の東日本大震災では、電気・ガス・水道といった、生活のインフラ設備が大きな被害を受けました。青森県から岐阜県まで広い範囲で断水が発生し、1週間後も約57%の復旧にとどまっています。電気・ガス・水道が使えない期間をどのようにして生き延びるのか、一人ひとりの防災対策が重要となるでしょう。

(参考:厚生労働省『「東日本大震災水道施設被害状況調査最終報告書(平成25年3月)」について』)
(参考:農林水産省『災害時に備えて食品の家庭備蓄を始めよう』)

【災害時】実際に役立った防災グッズ

いつ起こるかわからない災害に対して、どのような防災グッズを準備しておくとよいのでしょうか。防災グッズの準備はしているものの「本当にこれで安心なのか?」と不安に思う方もいるかもしれません。

ここからは、災害を体験した方の「こんなときに役立った」といったエピソードとあわせて、実際に役立った防災グッズをご紹介します。

【災害時に役立つ防災グッズの一例】

・電池式の携帯充電器
・懐中電灯
・カセットコンロ
・ほうき
・ちりとり
・現金
・ブルーシート
・バケツ
・トランプや折り紙
電池式の携帯充電器

災害時は、普段より使う機会が多くなるスマホ。停電時は、「バッテリーの残量が減ると不安に駆られた」という経験談もあります。災害時にどうやって充電をするのか対策を考えておきましょう。

電池式の携帯充電器があれば、停電時も安心してスマホを使えます。ほかに、災害時のスマホ充電対策として、「モバイルバッテリー(充電式充電器)」や「手回し充電器」、「ソーラー式充電器」などがあります。それぞれメリット・デメリットがあるため、状況に応じて使えるよう、いくつか用意しておくのも一つの方法です。

懐中電灯

懐中電灯は、家族の人数分を用意しておくと安心です。例えば、懐中電灯が1つしかない場合、家族がトイレに行く際など、他の家族は真っ暗闇の中で待たなくてはなりません。懐中電灯は、最低でも2つは用意しておくと災害時に行動しやすいでしょう。

手に持つタイプのほかに、首から下げるタイプやヘッドライトがあると両手が使え、避難所でのトイレ利用やおむつ交換の際などにも便利です。

カセットコンロ

災害を経験した方から、「温かい食事は心身を温めてくれた」というエピソードも多く聞かれました。カセットコンロとガスボンベがあれば、インフラがストップしていても、食事を温めたり、調理をすることができます

調理以外にも哺乳瓶などの消毒ができるほか、沸かした湯にタオルを浸して、体を拭くことなども可能です。カセットコンロの代わりに、アウトドア用品のバーナーも災害時に役立つでしょう。

ほうき・ちりとり

地震で割れたガラスの掃除に、ほうき・ちりとりが実際に役立ったという経験談もありました。停電していると、掃除機なども使えません。災害時に自宅ですごすときや避難所から帰宅した際の掃除に、ほうき・ちりとりがあると便利です。

現金

災害時、スーパーやコンビニでの買い物に現金しか使えない場合もあります。普段、クレジットカードや電子マネーを買い物に利用している場合も、もしものときに備えて現金を用意しておきましょう。

スマホが使えない場合やつながりにくいときも、10円玉があれば公衆電話を使うことができます。紙幣だけでなく、10円玉などの硬貨もいくらか用意しておくと安心です

ブルーシート

ブルーシートは、床に敷いたり、風よけに使ったりと避難生活でとても役立ったという経験談も。着替え時の目隠しに便利だったという声もありました。大きな地震や台風で自宅の屋根が破損してしまった際には、ブルーシートを屋根の雨漏り対策に活用するケースも多く見られます。

100円ショップなどの薄いブルーシートもありますが、防災グッズとして備えるなら、厚みのある耐久性の高いタイプを用意しましょう。ロープを通せるハトメがついたブルーシートは、しっかりと固定することができます。

バケツ

断水中トイレを流すときに、雨どいから流れる水をバケツにためて使用した、という経験談もありました。バケツは臨時の貯水タンクとして使え、さらに持ち運びもできる便利なアイテムです。水だけでなく、生活用品を入れて運ぶカゴとして使うなど、災害時にバケツはさまざまな場面で活躍します。

避難所でテーブルとしても使える「蓋付きタイプ」や、収納しやすい「折りたたみタイプ」など、さまざまな種類があります。災害時だけでなく、普段の生活シーンで使いやすいものを選んでもよいでしょう。

トランプや折り紙

トランプや折り紙など、手軽に気分転換できるグッズも用意しておくのがおすすめです。避難所で、子どもが時間を持て余したときに助かったという経験談がありました。また、災害時に家族でトランプゲームをしたら「心が明るくなった」という小学生の声もあり、被災時の心境が伺えます。

災害時は「早く元の生活に戻りたい」といった気持ちになり、いつまでこの生活が続くのかと不安に陥りやすいものです。手を動かして心を落ち着かせられる折り紙や、皆で楽しめるカードゲームがあると、ネガティブになりがちな気持ちも保ちやすいでしょう。

【経験談を参考】災害時に困らないために用意したいもの

災害時に「困った!」といった状況にならないために、用意しておくとよいものを重要な場面ごとにご紹介します。

トイレに関する防災グッズ

断水中、「トイレの回数を減らすために、水を飲む量を減らした」など、災害時の悲惨さを語る体験談もあり、災害時のトイレ対策は重要です。トイレに関する防災グッズとして知られているのが、凝固剤と袋がセットになった携帯トイレでしょう。子どもがいる場合には、便座がついている簡易トイレタイプも用意しておくのがおすすめです。

災害時のトイレの使い方

既存のトイレを活用する場合は、用を足す場所にポリ袋をセットします。ポリ袋には凝固剤以外に、消臭効果のある「猫砂」を入れたというアイデアも。おむつ処理などに使う「防臭機能付きのビニール袋」が役立ったという声もあり、トイレに関する防災グッズを揃えるときは臭い対策も考えておくと安心です

また、トイレなど生活用水に雨水を活用する防災グッズとして、雨水タンクもあります。雨水タンクの購入に助成制度を設けている自治体もあるので、気になる方はお住まいの地域で調べてみてはいかがでしょうか。

食事や水分補給に役立つ防災グッズ

災害時の食事は、鍋や食器も洗えないため工夫が必要です。「使い捨てできる紙コップや紙皿が役立った」「食器の上にラップを敷いて使った」など、あるもので工夫したという経験談がありました。

耐熱ポリ袋も、災害時の食事に役立つ防災グッズです。電気・ガス・水道が使えなくても、カセットコンロと鍋があれば、「湯煎調理」が可能。耐熱ポリ袋に生米と水をいれて縛り、湯を沸かした鍋にいれれば、ご飯を炊くこともできます。

そのほか、調理時には同じポリ袋で味付け、保存もできるので洗い物もなく、無駄がでないアイデアです。ポリ袋を選ぶときは、耐熱温度をチェックしておきましょう。

避難生活で役立つ防災グッズ

避難所で避難生活をおくるなか、「プライバシーのない生活がストレスだった」という経験談が多くあります。実際に役立ったものとして、他人の視線が気になるときにつばのある帽子が役立ったという声や、アイマスクや耳栓などの安眠グッズが役立ったというエピソードも。

避難所が体育館やホールのような部屋の場合は、音が大きく反響します。子どもの声が響くためダンボールを仕切りに使っていたという、母親の体験談もありました。避難所での生活で使う防災グッズは、目隠しや音の対策も考えておくとストレスを減らせるでしょう。

【必需品リスト】防災グッズ一覧

避難の際に持ち出す防災グッズを一覧にまとめました。防災リュックに入れるなど持ち運びやすいように、まとめておくとよいでしょう。

避難するときに持ち出すものリスト

・飲料水
非常時に持ち出す量は最低1日分。1人当たり1.5リットル程度を目安に家族分を用意しましょう。

・靴
紐のないスニーカーは脱ぎ履きしやすく、速やかに避難できます。割れたガラスやがれきから足元を守るため、登山靴や安全靴などを用意しておくのも一案です。丈夫なソールの防災用シューズや、釘などが貫通しない中敷きもあるので、自分にあったものを選ぶとよいでしょう。

・生理用品
過去の災害時に不足した物資として、生理用品が挙がっています。生理中にあると安心なほか、避難生活では周囲の目も気になり下着などが取り替えにくいため、生理用ナプキンを取り替えることで衛生管理に役立てたという経験談もありました。

(参考:首相官邸『災害に対するご家庭での備え~これだけは準備しておこう!~

実際の災害時に役立てるための備蓄のコツ

準備していた防災グッズを災害時に使ってみたものの、思ったように活用できなかったという声もあります。ここからは、無駄や失敗のない備蓄のコツをご紹介します。

<コツ1>非常食は食べてから決める

非常食を揃えるとき、賞味期限の長さ以外に味や食感も確認しましょう。「備蓄しておいた非常食がおいしくなかった」という経験談もあり、実際に家族で食べてみて、好みにあっているか確かめるとよいですね

特に、噛む力の弱い子どもや高齢者のいる家庭は、ストックする非常食を慎重に選びましょう。

<コツ2>ローリングストックを取り入れる

ローリングストックとは、普段の買い物の範囲で災害時のための食品を管理する方法です。
(1)レトルト食品や缶詰などを自宅に少し多めにストックする
(2)賞味期限が近づいてきたら食べる
(3)食べた分を、また買って補充する

この一連の流れを繰り返しながら、非常食を無駄なく管理します。ストック量の目安は3日~1週間分です。家族の人数にあわせて用意しましょう。

<コツ3>電化製品のストック電池はできるだけ統一する

食品だけでなく、電池も古くなると液漏れなどを起こし、いざというときに使えません。懐中電灯や防災ラジオで使用する電池が単2や単4などと分かれていると管理も大変です。

防災グッズとして電化製品を揃えるときは、使用電池の種類も視野に入れて選ぶことをおすすめします。電化製品の電池が統一されていると、ローリングストックを取り入れやすいでしょう。

自分や家族に必要な防災グッズを考えてみよう

防災グッズを用意する時、実際の災害を経験した方の体験談が役立ちます。被災した方のブログやSNSへの投稿のほか、防災グッズのランキングなども参考にしながら、自分や家族に必要な防災セットをイメージするとよいでしょう。

備蓄に役立つローリングストックは、普段の生活の工夫で簡単に取り入れやすい方法です。いざというときに困らないよう、万全の備えをしておけるとよいですね。

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