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インフルエンザが急速に拡大中。前年同時期の10倍の感染報告。

2025.11.07

厚労省の定点報告を見ると、2025年のインフルエンザは昨年より早い段階から増加傾向にあり、10月は特に伸びが目立ちます。この記事では、例年より早い拡大をしている背景、日常でできる対策などをご案内します。

インフルエンザが急速に拡大中

厚生労働省の報道発表資料をもとにNafiaSが作成

9月は第2週以降はすべての週で2025年が上回りました。特に10月に入ってから増加ペースが加速し、異例の早さで急拡大していることがわかります。本日発表された10月第5週では、前年同時期と比べて10倍以上の感染者数(57,424)が報告されています。今後も週次の推移を注視し、場面に応じた対策を早めに整えることが重要です。

インフルエンザの流行が早期化した背景

様々なニュースや医者によるコメントをチェックしましたが、それらを総合すると、流行が早期化した背景には以下の4点が挙げられそうです。

①猛暑による「夏・秋バテ」、免疫調整力の低下
②室内環境の偏り(長時間冷房・換気不足・乾燥)
③海外流行からのウイルス流入と人の往来
④他の感染症流行と「受診・同時検査」の増加

それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう。

①猛暑による「夏・秋バテ」、免疫調整力の低下
2025年は記録的な猛暑と長い残暑に見舞われ、体力の消耗が慢性化しました。外出を控えたことで運動量が落ち、熱帯夜で睡眠の質も低下し、生活リズムの乱れが続いた人は少なくありません。秋口になっても“夏・秋バテ”が尾を引くと、免疫の調整機能が万全でない期間が重なり、感染症全般に対する抵抗力が下がりやすくなります。

②室内環境の偏り(長時間冷房・換気不足・乾燥)
猛暑の夏は、冷房の効いた室内で長時間を過ごす生活が常態化しました。窓を閉め切った空間では換気が不十分になりやすく、同じ空気を循環させることで飛沫や微粒子が滞留します。加えて、低温・乾燥環境はウイルスの活性や生存時間を延ばす方向に働き、鼻やのどの粘膜のバリア機能も弱まりがちです。

③海外流行からのウイルス流入と人の往来
インフルエンザは地球規模で季節を巡りながら流行します。南半球では6〜8月が冬にあたり、オーストラリアなどでの流行が日本の秋以降の動向に影響することがあります。2025年は人の往来が活発で、海外で流行していたウイルス株が早い段階で国内に持ち込まれた可能性が高い年となっています。

④他の感染症流行と「受診・同時検査」の増加
同時期には新型コロナ、溶連菌、百日咳など複数の感染症が目立ち、体調不良で医療機関を受診する人が増えました。受診の場では、新型コロナとインフルエンザを同時に判定できる検査キットの利用が広がっており、これによりインフルエンザの陽性確認や報告が早い段階から積み上がりやすくなったと考えられます。

今日からできる対策をチェック

①手洗い
まずは、何と言っても手洗いです。親指の付け根、指先、手首まで意識してこすり、清潔なタオルでしっかり乾燥させましょう。手洗いが難しい場面ではアルコール手指消毒剤の活用も。

②室内の換気と加湿
1〜2時間おきに5〜10分の換気を行い、難しい場合は給気口を開けてサーキュレーターで空気を外へ流します。湿度は40〜60%を目安に保ち、加湿器のタンクとフィルターは週1回を目安に清掃しましょう。

③マスクの活用(場面に応じて)
混雑した交通機関、近距離での会話、医療機関などではマスクが役立つ場面があります。ノーズフィットを鼻筋に沿わせ、頬やあごの隙間を減らすと捕集性能が生かせます。湿り・汚れ・においを感じたら早めに交換し、個包装の予備を1枚携帯すると安心です。

④睡眠と体調管理
就寝・起床時刻を一定にし、寝室は静かで暗く、室温はやや低めに整えます。就寝1時間前はスマホ・PCを控え、ぬるめの入浴で体温をゆるやかに下げると入眠がスムーズです。日中は軽い有酸素運動+ストレッチで自律神経を整えましょう。食事はタンパク質とビタミンB群・Cを意識すると良いそうです。

⑤共有空間を整える(リビングや会議室など)
「人数×滞在時間×換気」を意識し、長時間の会議や授業は途中で換気タイムを設定。座席は真正面の密集を避け、対角配置を取り入れると飛沫が交差しにくくなります。ドアノブ、スイッチ、テーブルなどよく触る部分は、1日1回の拭き取り清掃をルーティン化すると良いでしょう。


季節の移ろいに合わせて体調も崩しやすい時期です。換気や手洗い、十分な睡眠、そして場面に応じたマスクの活用など、基本の対策を丁寧に続けることが、皆さんの健康を守る一歩になります。

私たちは引き続き、ナフィアスはAIR M1をはじめとした、快適な着け心地のマスクで、日常の対策を続けやすくするお手伝いをしていきます。

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