Technology 1 / エレクトロスピニング法

エレクトロスピニング法とは、ナノファイバーの一般的な作製方法です。ポリマー溶液に約10kVの高電圧を与えることで、ポリマー溶液が帯電し、静電気力がポリマー溶液の臨界表面張力を超えると、ポリマー溶液がノズル先端からコレクターに噴射されます。シリンジの先端(ノズル)からコレクターに飛んでいく間にポリマー溶液は互いに静電反発しあって、ファイバーが分裂し微細化、延伸することで、ナノファイバーになります。

try_c_8s_350_c
コレクター側

Technology 2 / ハンドスピニング法

ハンドスピニング法とは、ポリマー溶液を親指と人差指に塗布し,?軽く擦り合わせた後,?急激に引き離すことでナノファイバーを生成する非常にシンプルで興味深い製法です。ハンドスピニング法により生成したポリプロピレン(PP)ナノファイバーはエレクトロスピニング法により作製したものに比べ、引張強度が約4倍,?ヤング率は約8倍もの値を示すなど興味深い物性値を示すことが報告されています。これは、HS法はES法に比べ、延伸工程によりナノファイバーを構成するポリマー鎖の配向性を向上するためと考えられています。現在弊社では、この生成原理を分析し、システム化することで、量産化を進めています。高強度ナノファイバーを実現することで、ナノファイバーの可能性がさらにひろがっていきます。